攻撃を受け、損傷した原油タンカー=31日(クウェート石油公社提供・ロイター=共同)

 【ワシントン共同】レビット米大統領報道官は30日の記者会見で、膨張する対イラン攻撃の戦費について、トランプ大統領が湾岸諸国に負担を求めることを選択肢の一つとして考えていると説明した。米国の負担を減らし、世論の批判をかわす狙い。一方、米メディアは、トランプ氏がホルムズ海峡の封鎖状態が続いたままでも軍事作戦を終了させる意向を側近に示したと伝えた。海峡の開放を求めエネルギー施設攻撃をイランに警告していたが、方針転換する可能性がある。  中東メディアなどによるとアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ沖で31日未明、クウェート石油公社所有の巨大タンカーがイランの無人機攻撃を受け、火災が起きた。クウェートとサウジアラビアからの原油200万バレルを満載し、中国に向かっていた。乗員24人にけがはない。報道を受け原油価格は一時急上昇した。  戦闘終結に向けた米イラン協議は仲介役パキスタンが早期開催を目指すが、実現性は不透明だ。  レビット氏は、協議は水面下で「順調に進んでいる」と根拠を示さずに強調した。

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