
【カイロ=共同】米CNNテレビは5日、事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の開放に向け、イランとオマーンが、海峡を航行する石油タンカーなどに対しイラン側への登録を義務づける取り決めを協議していると報じた。「攻撃的でない国」の旗を掲げることに同意する必要もあるという。
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ホルムズ海峡の事実上の管理権をイランに認めることになり、実現性は不透明だ。
オマーンが提案したとみられる。トランプ米大統領がホルムズ海峡の開放を迫る中、CNNは戦闘激化を避けるための「最後の試み」だと指摘した。オマーン筋はCNNに、合意を実現し海峡を開放するのは「戦時下では困難だ」と主張。「最善の解決策は即時停戦だ」と訴えた。
イランとオマーンはいずれもホルムズ海峡に面し、オマーンは今回の戦闘開始まで米イランの核協議を仲介していた。オマーン外務省によると、オマーンとイランの外務次官級や専門家らが4日に協議し、海峡の「円滑な航行」に向けた提案などをした。詳細は明らかにしていない。
日本企業の船舶など一部がこれまでにホルムズ海峡を通過しているが、イラン当局は海峡の通航料として原油1バレル当たり1ドル(約160円)程度を徴収していると報じられている。
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