パレスチナのガザ地区ではイスラエルによる攻撃に加えて支援物資の搬入制限が続き、国連が8月、ガザ市やその周辺で「飢きん」が発生したとしています。

地元の保健当局によりますと、栄養失調などによる死者は31日、さらに7人増え、これまでに339人に上ったということです。

こうした中、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを含む活動家たちが乗り込んだ船団が、「ガザ地区の封鎖とジェノサイドを終わらせるため」として31日、スペインの港を出発しました。

AP通信によりますと、今回はおよそ20隻の船に44か国の活動家が乗り込み、人道支援物資を積んで9月中旬にもガザ地区に到達する予定だということです。

グレタさんらはことし6月にもガザ地区に船で向かったものの、イスラエルに阻止されたうえで国外退去になっていて、イスラエルは今回も阻止するものとみられます。

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