北朝鮮が次世代の大陸間弾道ミサイルだとする「火星20型」の開発を示唆しました。
朝鮮中央通信は、金正恩総書記が1日、ミサイル総局傘下の化学材料の研究所を訪れ炭素繊維素材の研究報告を受けたと報じました。
炭素繊維素材を利用した大出力の固体燃料式エンジンは、過去2年間で8回の地上燃焼試験を通じ動作の信頼性と正確性を検証したとして、最新型のICBM=大陸間弾道ミサイル「火星19型」と次世代のICBMだとする「火星20型」に利用する計画だとしています。
「火星19型」は飛行距離や飛行時間などがこれまでで最大規模ですが、今回、北朝鮮が言及した「火星20型」について韓国メディアは射程距離をさらに伸ばしたり、弾頭の重量を増やして破壊力を高める方向で開発される可能性があるとしています。
金総書記は8月31日にも重要軍需企業所でミサイルの生産工程を視察していて、北京で中国、ロシアの首脳に会う前にアメリカを射程に置くミサイルを備えた軍事力を誇示する狙いがあるとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。