国立キーウ第1東洋言語学校で授業を受けるマーシャさん(左)ら=1日、ウクライナ・キーウ(共同)

 【キーウ共同】ウクライナで1日、9月からの新学期が始まった。ロシアによる侵攻終結の見通しが立たない中、最終学年となった生徒らは卒業後にウクライナに残るか、安全を優先して出国するか、選択を迫られる1年となる。  首都キーウにある小中高一貫校の国立キーウ第1東洋言語学校。新たに11年生となったマーシャさん(16)は日本文化やアニメが好きで日本語を専門に学んできた。新しい文化に触れることで「自分の成長につながっている」と語る。卒業後はウクライナで進学することを決断した。  キーウにもロシアのミサイル攻撃などが続く。この日も空襲警報が鳴り、生徒らは教室から地下に一時避難を強いられた。  トルコ語専攻のマクシムさん(16)は国外で進学するつもりだ。「戦争で亡くなったり避難したりした先生も多い」と話す。将来はウクライナに戻り「外交官として国のために働きたい」。  中国語を勉強しているニキータさん(16)は「ここにもたくさんのチャンスがある」。状況が良くなれば残りたいと思っているが「まだ決められない」と話した。

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