
ロシア軍は、7日朝にかけてウクライナに対してこれまでで最大規模の攻撃を行いましたが、ウクライナ軍によりますと、8日朝にかけても140機以上の無人機を使った激しい攻撃があったということです。
今回の攻撃についてウクライナのエネルギー省は、キーウ州にある火力発電所の1つが被害を受けたと明らかにしました。
アメリカのシンクタンク戦争研究所は7日、「ロシアによる頻繁で大規模な攻撃は、冬のシーズンに先立って、ウクライナの電力網とエネルギーインフラに対して壊滅的な打撃を与えるおそれがある」と分析し、ロシアは冬が来るのを前に、エネルギー関連施設への攻撃を強めるとみられます。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、7日放送されたアメリカのABCテレビのインタビューで、ウクライナにとって勝利とはどのようなものかと問われました。
ゼレンスキー大統領は「プーチンは、ウクライナを完全に占領したいと考えている。彼にとってそれが勝利だ。つまり彼がそれを成し遂げるまで、勝利はウクライナのものだ」と述べ、独立国家として存続することがウクライナにとっての勝利だという認識を示しました。
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