【ニューデリー共同】ネパールでオリ首相を辞任に追い込んだ若者中心の抗議デモの代表者らは10日、首都カトマンズの陸軍本部で軍幹部と会談し、新政権発足まで国家運営を担う暫定首相候補にスシラ・カルキ元最高裁長官(73)を推薦すると伝えた。代表者が記者団に表明した。デモ参加者の一部が暴徒化したため、軍は10日、兵士を配置し暴動は沈静化した。  保健省によると、デモ隊と警察の衝突による死者は30人、負傷者は1033人に上った。オリ首相は9日に辞任した。  代表者によると「Z世代」の若者ら数千人が参加したオンライン会議で、カルキ氏を推す意見が多数だった。カルキ氏は2016~17年に同国で女性初の最高裁長官を務め、汚職対策に積極的に取り組んだ実績がある。  政府は4日、偽情報対策のために求めた手続きを怠ったとして、フェイスブックなど主要な交流サイト(SNS)の使用を禁止。この措置や政府内の汚職に不満を持った若者らが8日、カトマンズや地方都市で抗議デモを起こした。

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