
握手する中国の習近平国家主席(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=4日、北京(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が韓国を敵国と見なして南北の平和統一を放棄したことを巡り、国際社会の支持を求めて外交攻勢を強めていることが13日分かった。金氏は8月、こうした外交戦略を外務省の主要局長に指示。今月4日に中国の習近平国家主席と会談した際も統一放棄の経緯に触れ、理解を求めていた。外交筋が明らかにした。 中朝首脳会談に関する中国側発表によると、習氏は「朝鮮半島問題で中国は一貫して客観的かつ公平な立場を堅持している」とした上で、朝鮮半島の平和と安定の維持に全力を尽くすと強調。ただ統一放棄への支持は明記されなかった。 3日の金氏とロシアのプーチン大統領との会談でも金氏から同様の発言があり、プーチン氏は支持を表明したという。 北朝鮮は今月下旬の国連総会一般討論演説に高官の派遣を調整しており、核保有の正当性をアピールするほか、朝鮮半島情勢についての主張を展開する可能性がある。 北朝鮮は8月下旬、モンゴルに学術機関トップを約7年ぶりに派遣していたことも別の外交筋への取材で分かった。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインする記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
新規登録 ログインするカテゴリーをフォローする
-
『カテゴリーをフォロー』すると、マイページでまとめて記事を読むことができます。会員の方のみご利用いただけます。
新規登録 ログインする
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。