中国の新築住宅価格が約8割の都市で下落していることが分かりました。

中国国家統計局の発表によりますと、2025年1月から8月までの不動産開発投資額は前の年の同じ時期と比べてマイナス12.9%となりました。

また、8月の新築住宅価格指数は主要70都市のうち約8割にあたる57都市で前の月と比べて下落し、厳しい不動産不況が続いていることが分かりました。

一方、消費動向を示す8月の小売売上高は前の年の同じ月に比べて3.4%増えたものの、伸び率は前の月と比べて0.3ポイント鈍化しました。

中国政府は消費刺激策を実施しているものの、不動産不況などを背景とした景気の減速傾向が表面化しています。

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