中国政府は、第2次世界大戦で日本が降伏文書に署名した翌日にあたる9月3日を「抗日戦争勝利記念日」と定め、80年となることしは、首都 北京の中心部で軍事パレードや行事を行う予定です。

そのリハーサルが、16日夕方から17日未明にかけて行われ、国営の新華社通信は、およそ4万人が参加したとしています。

国営の中国中央テレビが伝えた映像では、参加した人たちが歌う姿や天安門の前の大通りを銃を持って行進する兵士、それに、軍用車両の隊列が確認できます。

リハーサルは、先週も行われましたが、新華社通信によりますと参加者は前回の2倍近くで、内容や時間、エリアも拡大して行われたということです。

また、北京市内では17日午前、中心部の上空を突然、輸送機や戦闘機などの軍用機が編隊を組んで飛行する様子も見られました。

天安門につながる大通りの「長安街」では市民が軍用機のごう音に驚いた様子を見せながら、スマートフォンで撮影していました。

撮影していた男性は「ずいぶん多くの飛行機が飛びますね」などと話していました。

また「長安街」沿いには「日本との戦争とファシズムに対する戦争の勝利80年を記念する」と書かれた大型の置物も配置されるなど、パレードや行事の準備が進められています。

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