アメリカのトランプ大統領は16日、中国発の動画投稿アプリ「TikTok」のアメリカ国内でのサービス停止を、12月16日まで延長する大統領令に署名しました。

今回で延長は4度目となります。

TikTokを巡っては、個人情報の流出など安全保障上の懸念からアメリカで規制法が成立し、中国の運営会社に対してアメリカ国内の事業を売却するかサービスを停止するよう求めてきました。

米中両政府は15日までスペイン・マドリードで閣僚級の貿易協議を行い、売却に向けた枠組みで合意しました。

こうした中、トランプ氏は16日、TikTokのアメリカ国内でのサービス停止を12月16日まで延長する大統領令に署名しました。

トランプ氏と中国の習近平国家主席は19日に電話会談を行い、最終決着を図るとみられています。

トランプ氏は「複数の大手企業が買収に関心を示している」と述べていてアメリカのウォールストリート・ジャーナルによりますと、IT大手オラクルなどの企業グループが有力候補と伝えています。

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