犬同士の友情にほっこり(写真はイメージです) Aaron Rice-Unsplash

<がんで足を失ったラブラドールにそっと寄り添う親友ラブラドールの行動が、人々の涙を誘っている>

3本足の犬と、ボール遊びの楽しさを再び教えてくれた「親友」との心温まる絆が感動を呼んでいる。

【動画】足を失ったラブラドールを支える親友犬の優しすぎる行動

6歳のチョコレート色のラブラドール・レトリーバーのアジアは今年、がんのため足を切断した。英イースト・ヨークシャーに住む飼い主のジャレッド・パワーさんは、「早期発見のおかげで、がんが全身に転移する前に足を切断でき、命を救うことができた」と本誌に語った。

手術から5カ月が経ち、アジアは水中でのリハビリを通して筋力をつけるなどして、「以前の生活を取り戻しつつある」。

アジアの大きな支えとなっているのが、親友のキキだ。1歳の同じくチョコレートラブラドールで、近所に住んでいる。

「会った瞬間、2匹は親友になった。姉妹のようだ」とパワーさんは言う。「見た目も行動もそっくりで、キキはアジアのことを気遣い、彼女に新しい活力を与えてくれた」

2匹の絆をよく表しているのが、8月15日にアジアのTikTokアカウント(@asia.the.choccy)に投稿された動画だ。2匹は公園でボール遊びをしていたが、ボールが投げられるとアジアはキキについていけないことに気づき、立ち止まってキキがボールを追いかけるのを見ている。

しかし、その後に驚くべきことが起きた。「アジアが寂しがっているのを察知した親友が、そばで応援してくれた」と、パワーさんは動画で説明している。

その時は、ボールが投げられてもキキは動かず、アジアが自分のペースでボールに向かって走っていく。そして、アジアがボールをくわえて戻ってくると、キキは駆け寄ってアジアを出迎えたのだ。

「私は泣いてないけど、あなたは泣いているよね」とパワーさんは動画に書き込み、「犬は本当に不思議な力を持っていて、私たちにとってかけがえのない存在だ」とキャプションに記した。

この動画にTikTokのユーザーは涙し、再生回数は300万回以上、「いいね」は55万9000件以上集まった。

「幸せな涙が必要だった」

「本当に泣いてしまった」

「心の準備ができてなかった」といったコメントが寄せられている。

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