■東京2025世界陸上競技選手権大会(17日、国立競技場)
男子走幅跳・決勝が行われて、20歳のM.フルラニ(イタリア)が8m39の自己新記録で初優勝を果たした。
実力者が順当に決勝に進んだ男子走幅跳、まず1回目で見せたのが2019年ドーハで金メダルを獲得したT.ゲイル(29、ジャマイカ)がシーズンベストにあと1㎝に迫る8m33のビックジャンプを見せた。
前回大会優勝のM.テントグル(27、ギリシャ)は1回目は7m83、そして、2回目、助走に入ったが途中でスピードを落としてしまった。パリオリンピック™銅メダリストのM.フルラニ(20、イタリア)は1回目でファウルだったが、2回目にしっかり助走を合わせて、8m13をマークした。
2回目でトップに立ったのが1回目に7m84を出した石雨豪(26、中国)、シーズンベストは8m21だったが、この大一番で8m33をマーク、シーズンベストを12㎝も更新した。それでも4回目でゲイルは8m34と記録を1㎝伸ばした。
この戦いに割って入ってきたのがフルラニ、4回目で8m39のビッグジャンプ、自己新記録を更新して一気に逆転トップに立った。最後までフルラニの記録を抜く選手は現れず、20歳の若手が世界陸上初の金メダルを手にした。
【男子走幅跳 結果】
金) M.フルラニ 8m39
銀) T.ゲイル 8m34
銅) 石雨豪 8m33
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