WBC=世界ボクシング評議会と、IBF=国際ボクシング連盟のバンタム級チャンピオンで、27歳の中谷選手は2015年4月にプロデビューしてから無敗のまま、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級の3階級制覇を果たし、ここまで31戦全勝と圧倒的な強さをみせています。
中谷選手は、これまでに階級を1つ上のスーパーバンタム級に上げる意向を示していましたが18日、所属する相模原市のボクシングジムで記者会見を開き「上の階級でいいパフォーマンスを出せるだろうという感覚が大きくなったので、2本のベルトを返上し、これまでの経験をいかしてスーパーバンタム級のすべてのベルトを取りに行く」と述べ、今月中に王座を返上し階級が1つ上のスーパーバンタム級に転向することを正式に表明しました。
スーパーバンタム級は同じくプロ31戦全勝の井上尚弥選手が4団体統一チャンピオンに君臨していて、中谷選手が転向することで2人の対戦が可能となり、2026年試合が組まれる見通しです。
中谷選手は「強いと言われる井上選手がいるのはモチベーションになる。4団体統一チャンピオンを狙うと気持ちも切り替えている。勝つためには何が必要か、日々自問自答して成長していきたい」と話していました。
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