スポーツ庁の新たな長官に就任することになったパラリンピックの競泳男子視覚障害クラスの金メダリスト、河合純一氏（５０）が１９日、東京都内で記者会見し「スポーツの価値や魅力を国民に実感いただけるような社会を目指す。役割を果たせるよう頑張りたい」と決意を口にした。任期満了で退任する室伏広治長官（５０）の後任として、１０月１日付で就任する。

　全盲の政府組織トップは異例で「私がこうした役職に就くこと自体が大きな時代の変化。多くの方に感じてもらえるものも生まれると思う」と前向きに受け止めた。２０２０年から務めていた日本パラリンピック委員会（ＪＰＣ）の委員長は、９月末で退く。（共同通信）

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