■東京2025世界陸上競技選手権大会(19日、国立競技場)

男子400mHの決勝で結果が二転三転した。世界陸上で3個メダルを獲得も金メダルがなかったR.ベンジャミン(28、アメリカ)が46秒52のシーズンベストで1着でフィニッシュ。悲願の金メダルを獲得したかに思われたが、一転失格となり、2位だったA.ドスサントス(25、ブラジル)が繰り上がった。しかし、その後再度結果が変わり、ベンジャミンが金メダル、銀メダルがドスサントスとなった。

世界記録保持者で2度目の連覇&4度目の優勝を狙ったK.ワーホルム(29、ノルウェー)は、好スタートを切るも2台目でつまずき、47秒58の5着だった。

世界歴代2位の46秒17の自己ベストを持つベンジャミンは、初出場の2021年東京オリンピック™で銀メダルに輝くと、2024年パリ五輪では世界記録保持者のワーホルム、22年世界陸上オレゴン優勝のA.ドスサントス(25、ブラジル)のライバル2人を置き去りにする快走で金メダルを獲得。4大会連続の世界陸上では、19年ドーハ大会銀メダル、22年オレゴン大会銀メダル、23年ブダペスト大会銅メダルの通算3個のメダルを誇り、今大会では自身初の個人金メダルを目指していた。

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