これは、障害者スポーツの競技団体を統括する日本パラスポーツ協会が、19日に理事会を開いて決めました。
JPC=日本パラリンピック委員会の委員長は、選手の強化や競技の普及などを取りしきる責任者です。
現在は、競泳の金メダリストの河合純一氏が務めていますが、10月1日付けでスポーツ庁の長官に就任するため、9月末で退任します。
後任の委員長に就任する三阪氏は、大阪府出身の44歳。
車いすラグビーの日本代表として、パラリンピックには2004年のアテネ大会から3大会連続で出場し、現役を引退したあとは、アシスタントコーチとして、2016年のリオデジャネイロ大会で日本の銅メダル獲得に貢献しました。
現在は、JPCのアスリート委員長を務めています。
都内で記者会見した三阪氏は「パラアスリートを中心に、周りで支える人たちも十分に活動できる環境づくりを目指していきたい」と意気込みを話しました。
また、スポーツ庁長官への就任が決まった河合氏に対しては、「河合さんが進める政策で、パラスポーツに関わる環境がどれくらい変わるのか楽しみだ。われわれも思い切った要望を伝えながら、社会の変革を起こせるように協力したい」と期待を寄せていました。
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