■MLB ドジャースージャイアンツ(日本時間20日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(31)が、本拠地でのジャイアンツ戦に“1番・DH”で出場。5回の第3打席に2試合ぶりとなる52号本塁打を放った。“本塁打王争い”でナ・リーグ首位を走るK.シュワーバー(32、フィリーズ)に1本差と迫った。

6試合連続安打と好調の大谷、この日ドジャースは今季限りで引退を表明したC.カーショー(37)が先発となった。ジャイアンツの先発は5日前の15日にも対戦した2021年サイヤング賞投手の左腕・R.レイ(33)、通算成績は17打数4安打9三振と苦手な相手、15日は3打数無安打2三振だった。

1回の第1打席はセンターフライ、3回の第2打席はセンターライナー、そして、5回の第3打席、カーショー降板後に迎えたチャンス、集中して打席に入ると、この打席もストレート勝負、ここまで8球ストレート。レイは1球目も変化球を投げなかった。そして、カウント2-2からストレートを逆方向へ、カーショーを救う2試合ぶりの52号ホームラン、ベンチではカーショーと熱いハグ。直近4試合で3本目と追い込みモードで“本塁打王争い”ナ・リーグ首位を走るK.シュワーバー(32、フィリーズ)に1本差、5回途中で降板したカーショーに捧げる一撃となった。

大谷は154試合目で52号に到達。残り8試合で単独トップ再浮上を目指し、3年連続のリーグ本塁打王を狙う。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。