東京2025世界陸上の男子200mで4連覇を達成したノア・ライルズ(28、アメリカ)が決勝のレースを終え、「刃牙シリーズ」の作者の板垣恵介先生と念願の対面を果たした。
日本のアニメをこよなく愛する“アニメオタク”として知られるライルズ。レース時に披露するアニメキャラクターのパフォーマンスが話題となり、今大会も会場を盛り上げている。
そんなライルズもお気に入りの作品なのが30年以上続く格闘技漫画「刃牙シリーズ」。作者の板垣恵介さんが実際に描いた似顔画を大会の序盤にプレゼントされ、大喜びしていたライルズと、板垣先生との対面がついにこの日実現したのだ。
19日に行われた男子200mの決勝を国立競技場で観戦した板垣さんは、ライルズが4連覇を果たした瞬間、笑顔で拍手を送った。レース後にはインタビューの場に訪れたライルズが客席の板垣先生と対面。「おめでとう」と声を掛けられ、ライルズからの提案で一緒に写真に収まった。
ライルズは「日本語がしゃべれないけどすごく感謝している。画をもらえてすごく嬉しかった。言葉が出ないくらい感謝している」と改めて喜びを表した。手を振って立ち去るライルズを拍手で送り出した板垣先生は「最強と最速は同格である。その思いを改めて強く思いました」と王者に賛辞を贈った。

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