選考会は、20日から長野県南牧村で開かれていて、その結果などを踏まえてミラノ・コルティナオリンピックの出場枠獲得につながる10月と11月のワールドツアーの代表選手が決まります。
選考会2日目の21日は、男女の1000メートルが行われ、男子ではオリンピック2大会連続出場を目指す宮田選手が順当に決勝に進みました。
宮田選手は中盤では2番手でしたが終盤にトップに立ち、最後は後続の選手の追い上げを振り切って1分24秒950のタイムで優勝しました。
宮田選手は、20日の500メートルと1500メートルでも優勝していて、先週の全日本距離別選手権に続く3種目制覇となり日本男子では際立った強さを見せる形となりました。
女子ではオリンピック初出場を目指す中島未莉選手が優勝し、こちらも500メートルと1500メートルと合わせて3種目制覇です。
そして選考の結果、宮田選手と中島選手など男女合わせて11人がワールドツアーの日本代表に選ばれました。
宮田将吾選手「自分の力を発揮できた」
宮田将吾選手は「2週間の疲労がたまっている中でのレースだったが、最後まで落ち着いて自分の力を発揮することができた」と落ち着いた様子で振り返りました。
そのうえで「いいスタートを切ることができたのでワールドツアーの個人種目でもメダルを目指して頑張りたい」と意気込みを話しました。
中島未莉選手「気持ちの強さ 勝利に導いた」

中島未莉選手は「プレッシャーや先週の大会での悔しさがありすごく不安だったが、しっかり勝つことができてすごくうれしい。序盤から先頭に出て気持ちの強さが勝利に導いたと思う」と笑顔で振り返りました。
そのうえで「オリンピックの枠取りが非常に大事になってくるし、自分の手でオリンピックの切符をつかむためにも、ワールドツアーでは強い気持ちを持ってレースをしていきたい」と意気込みを話しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。