田中投手は21日、バンテリンドーム ナゴヤでの中日戦で先発登板しました。

打線が2点を先制したあとの1回、上林誠知選手にライトへソロホームランを打たれ、1点を返されました。

さらに2回にルーキーの石伊雄太選手に甘く入ったスライダーを捉えられ、ツーランホームランを打たれて逆転されました。

それでも3回以降は140キロ台中盤の速球で見逃し三振を奪うなど立ち直りました。

1点をリードされたまま6回もマウンドに上がりましたが、細川成也選手にセンターオーバーのタイムリースリーベースを打たれて突き放されました。

田中投手は6回途中5失点で負け投手となり、日米通算200勝達成は次の機会に持ち越しとなりました。

田中投手は先月21日に日米通算199勝目をあげてからこれで3試合連続で負け投手となり、節目の200勝へ足踏みが続いています。

試合後、阿部慎之助監督は田中投手について「来週もいってもらう予定」と話し、今月28日の神宮球場でのヤクルト戦で先発登板させることを示唆しました。

田中投手は「長打が絡んで失点し、もったいなかった。6回は試合を決定づけてしまう失点のしかたで、勝つことが難しくなる投球をしてしまった。次回は、試合開始の初球からしっかりコントロールできるように練習を積み重ねていく」と話していました。

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