■MLB ダイヤモンドバックス-ドジャース(日本時間24日、チェイス・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(31)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に“1番・投手兼DH”で出場。投手復帰後最長の6回91球を投げ被安打5、奪三振8、四死球0、失点0、最速は162.8㎞だった。チームは4ー0でリード、大谷は今季2勝目の権利を持って降板した。
前回登板(日本時間17日)では5回ノーヒットと完璧な内容も救援陣が逆転を許し、勝ち星はつかず。この試合では通算100試合目の登板となった大谷。1回はあっさりと2死を奪うと、23年の新人王C.キャロルを見逃し三振に抑え三者凡退とした。
直後の2回表にはT.ヘルナンデス(32)に25号ソロ本塁打が飛び出し先制に成功。援護をもらった大谷は続く2回も2奪三振の好投で走者を出さず。しかし3回、先頭打者の打球は大谷の左手首付近を襲うピッチャー強襲の当たりとなった。球場は一瞬ヒヤリとなりD.ロバーツ監督(53)がマウンドに歩み寄ったが大谷は続投。その後もリズムを崩すことなく三者連続三振で切り抜けた。
中盤に入った4回、大谷は先頭のK.マーティに中安打を許し走者を背負った。それでも続く3番・キャロルを162㎞のフォーシームで空振り三振に仕留めるなど後続を抑え無失点に。そのまま5回も1死から走者を出したが本塁は踏ませなかった。
すると5回裏には2死一、二塁からT.ヘルナンデスが右中間を破る適時三塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。3ー0と3点のリードで大谷は6回のマウンドにも上がると1死一、二塁と走者を背負いながらもダイヤモンドバックス打線に反撃を許さず、この回も無失点に抑えた。7回表にはB.ロートベット(27)がソロ本塁打を放ち4得点目。7回裏は2人目のJ.ドレイヤー(26)がマウンドに。大谷は6回を投げ切り勝利投手の権利を得て降板となった。チームは既にプレーオフ進出を決めており、レギュラーシーズンは残り5試合としている。
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