プロ13年目、35歳の三嶋投手は、2013年に大学からドラフト2位でDeNAに入団しました。

1年目は、先発やリリーフでシーズンを通して34試合に登板し6勝をあげました。

また、2018年から2021年のシーズンにかけては中継ぎや抑えとして150キロを超えるストレートを持ち味にチームを支え続けました。

しかし、国指定の難病、胸椎黄色じん帯骨化症の診断を受け、2022年8月に手術を受けました。

「黄色じん帯骨化症」は、背骨付近のじん帯が硬くなり神経を圧迫する難病で、下半身にしびれなどが生じ、病状が進むと歩行困難になる患者もいます。

三嶋投手は、当時、「難病を乗り越えてプロとして投げられる姿を見せることが僕の使命」と話していて2023年4月1日の阪神戦で公式戦の復帰を果たし、このシーズンは、27試合に登板しました。

一方で去年は7試合、今シーズンもここまで6試合の登板にとどまり、2軍での調整が続いていました。

こうした中、投手陣最年長の三嶋投手が来シーズンのチームの戦力構想から外れていることが分かりました。

24日、2軍の施設で取材に応じた三嶋投手は「まだ野球をやりたいし、挑戦したいこともある」と話し、現役を続けたいという意向を示していました。

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