広島は新井監督就任3年目の今シーズン、序盤は首位に立った時期もありましたが、7月に4勝16敗3引き分けと大きく負け越して順位を落とし、2年連続でクライマックスシリーズ進出を逃しました。

一方で、得点力不足の解消に向けてキャンプから打力を徹底的に鍛えて若手選手を積極的に起用し、8年目の中村奨成選手が長打を打てる1番として定着しました。

また、7年目の小園海斗選手は、主に3番として先発出場を続け、ここまでリーグトップの打率をマークしていて、昨シーズン、リーグ最下位だったチーム打率は現時点で2位に、同じく昨シーズン、リーグ最下位だった安打数は1位となっています。

球団幹部によりますと、新井監督とはチーム作りに必要な5年を1つの区切りとしたうえで1年契約を結んでいますが、若手の育成を進めながらシーズンを戦い抜いた手腕を評価し、来シーズンも引き続き指揮を任せる方針だということです。

球団は今後、新井監督に正式に続投を要請することにしています。

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