■MLB ダイヤモンドバックス-ドジャース(日本時間26日、チェイス・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(31)が、敵地でのダイヤモンドバックス戦に“1番・DH”で出場し、4点リードの4回の第3打席に昨年のシーズン自己最多に並ぶ54号2ラン本塁打を放った。4年連続の地区優勝に王手をかけているチームを勢いづけ、先発の山本由伸(27)を援護する一発となった。

また、本塁打王争いリーグトップのK.シュワーバー(32、フィリーズ)の56本にこの時点で2本差と迫り、シーズン残り3試合(マリナーズとの3連戦)で大逆転の可能性も残した。

前日は5打数1安打だった大谷。2番手N.クリズマットを相手に、1死三塁で迎えた第3打席は、少し泳がされた体勢だったが低めのチェンジアップを振り抜き、打球は高々と舞い上がってセンター右へ。滞空時間の長い飛距離123.7mの2ランで今季101打点をマーク。100打点超えは2年連続で自身3度目(21年、24年、25年)。第1打席は先発J.ビークスに対しセンターフライ、第2打席はN.クリズマットを相手に空振り三振だった。

今季159試合目で54号に到達した大谷は、この日を含め残り4試合で自己最多記録更新を目指す。前日延長戦を制したチームは地区優勝マジックを「1」としており、勝てば地区Vが決まる。同地区2位のパドレスがこの日試合がないため、負ければ明日以降に持ち越しとなる。

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