ドジャースの佐々木朗希(23)が日本時間27日、敵地でのマリナーズ戦にリリーフとして登板。7回の1イニングで12球投げ、被安打1、奪三振2、四死球0、失点0、最速は161.1㎞だった。試合は1点を追う3回、E.ヘルナンデス(34)の2ラン本塁打で逆転。6回にも1点を加えたド軍は3ー2の1点差で逃げ切った。
試合後、D.ロバーツ監督(53)は「朗希は確実に素晴らしかった」と佐々木の投球を絶賛した。佐々木のメジャー2度目となるリリーフ登板は3ー1の2点リードでの場面だった。先頭のJ.P.クロフォード(30)を三ゴロに打ち取ると続く9番・C.ヤング(22)から空振り三振を奪い2死に。1番・R.アロザレーナ(30)に左二塁打を放たれ出塁を許すも2番・C.ラリー(28)を空振り三振に抑え切り抜けた。
「実際、彼がアロザレーナにヒットを打たれても、彼がどう反応するかを見られて良かったです。彼はその瞬間に動じることなく立派に対応していて、これはずっと期待していたことです」と振り返ったロバーツ監督。ラリーとの対戦については「彼は打者を抑えるのに十分なスピードを持っていて、そしてあのスプリットは本当に特別なもので、それは(ラリーの)スイングを見ればわかります」と語った。
最後にロバーツ監督は「彼は日本にいた頃と同じように制球力を取り戻しています。ストレートも以前の力を発揮していますし、スプリットはしっかりとストライクゾーンに決まり、そこから急激に落ちる球になっています。今や彼はまったく別の選手になったと言えると思います。自信も球のキレも体調も、全てが非常に良い状態にあると思います」と話し佐々木に期待を寄せた。
また、この試合で“1番・DH”として出場した大谷翔平(31)はノーヒットに倒れるも3回第2打席で四球を選び30試合連続出塁を記録。さらに今季20盗塁目をマークし史上初2度目の“50HRー20盗塁”を達成した。本塁打王争いはリーグトップのK.シュワーバー(32、フィリーズ)の56本と2本差のままでレギュラーシーズンは残り2試合となっている。
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