■第73回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(28日、山口・維新みらいふスタジアム)
男子走高跳では東京2025世界陸上代表の真野友博(29、九電工)が出場し、2m28で優勝した。
競技後、真野は「しっかり雨の中、2m28っていう高さを跳ぶことができて、世界選手権で残念な結果だったのでそこでリベンジすることが2m28っていう結果で跳ぶことができたので良かったかなと思います」と振り返った。
真野は2m15からスタートし1回の跳躍でクリア。続く2m18をパス、次の2m21を1回で成功させるとこの時点で優勝が決まった。さらに記録を伸ばし2m25、2m28も成功させた真野はガッツポーズ。その後、2m30に挑戦したが3回失敗し、記録は今季ベスト(2m29)に迫る2m28で今大会を終えた。
20年の同大会で日本歴代4位タイの2m31(自己ベスト)をマークした真野。今年7月に行われた日本選手権では2m29を1回目に成功させ、3年ぶり3度目の優勝を飾った。今月行われた東京世界陸上では2m25を3回失敗。記録は2m21の14位タイ(Aグループ6位)にとどまり決勝進出は叶わなかった。
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