
28日昼すぎに新幹線の臨時専用列車で滋賀県を訪れた両陛下は、開会式会場の彦根市の総合スポーツ公園陸上競技場に入り、会場からの拍手に笑顔で応えられました。
全国47都道府県の選手団、合わせておよそ2500人が順番に入場すると、両陛下は拍子を送られていました。

天皇陛下は「日本一の湖である琵琶湖があり、交通の要衝として人と人とが結び付き歴史と文化が根付いたこの滋賀の地において、選手の皆さんが日頃の練習や努力の成果を十分に発揮されるとともに、お互いの友情を育み、地元滋賀県の皆さんとの交流を深められることを願っています」などとおことばを述べられました。

このあとオリンピックの聖火にあたる炬火(きょか)が炬火台にともされ、滋賀県出身のダンサーや地元の子どもたちなど、およそ1300人によるダンスパフォーマンスが披露されました。
ダンサーや子どもたちが会場を訪れた人たちと一緒に青いタオルを胸の前で広げると、会場全体がびわ湖の青色に彩られ、パフォーマンスを鑑賞していた両陛下も笑顔で青いタオルを掲げられていました。
両陛下は29日午前、大津市のアリーナでバドミントンの団体戦をご覧になります。
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