■MLB マリナーズ -ドジャース(日本時間29日、T-モバイル・パーク)

ドジャーズの大谷翔平(31)が敵地でのマリナーズ戦に“1番・DH”で2試合ぶりに出場し、7回の第4打席、シーズン自己最多、そして球団記録を更新する55号本塁打を放った。レギュラーシーズン最終戦で本塁打王争いリーグトップのK.シュワーバー(32、フィリーズ)の56本に1本差と迫った。

前日28日は8月22日以来、今季2度目の休養日、父親リストでの欠場を含めると4試合目となった。レギュラーリーグ最終戦にはスタメン出場、リーグトップのシュワーバーとは2本差に迫っている大谷は3年連続本塁打王に1試合2本塁打以上が必要となった。

マリナーズの先発はB.ミラー(27)、通算成績は6打数2安打、打率は.333、本塁打はなし。逆転での本塁打王へ、1回の第1打席はライト線へのツーベース、3回の第2打席はライト前ヒット、4回の第3打席は空振り三振。

そして、7回の第4打席、甘く入ってきたボールを逃さずに振りぬくと、打球は軽々とスタンドへ。2試合ぶりの55号で、シーズン自己最多、そして球団記録を更新する一撃、2023年4月4日以来、約2年6か月ぶりにT-モバイル・パークでのアーチとなった。

これでリーグトップのシュワーバーとは1本差、残り少ない打席で劇的大逆転本塁打王を狙う。

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