
巨人の坂本がチームを代表して田中将にお祝いの花束を手渡した。抱き合って快挙を喜び合うと、田中将の表情が見る見る緩んだ。
兵庫県伊丹市の少年野球チーム「昆陽里タイガース」時代、同学年の2人はバッテリーを組んだ。当時捕手だった田中将について、坂本は「体はすごく大きかった。送球はレベルが違った」と振り返る。
2021年の東京五輪でも日本代表として一緒に金メダル獲得に貢献した。昨オフ、巨人入りが決まった田中将から電話をもらうと「プロの世界で同じチームでできると思っていなかった」と喜びを表した。
苦しみながら節目にたどり着いた姿に「あれだけのスーパーピッチャーでも、これだけ苦労してマウンドに立っている。本当に尊敬する」と感慨を込めて語る。自身が20年に通算2千安打を達成した時は「勇人なら当然」とメッセージをもらった。今度はお返しに笑顔で200勝を祝った。(共同通信)
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