県立岐阜商業は1回、3番・内山元太選手のタイムリーツーベースで先制し、4回と5回にもタイムリーヒットなどで追加点を挙げ、4対0とリードを広げました。

横浜は6回、6番・池田聖摩選手のタイムリーヒットなどで3点を返し、8回には相手のエラーで追いつきました。

試合は4対4の同点のままノーアウトランナー一塁、二塁から始まるタイブレークの延長に入りました。

延長10回、横浜が3点をあげますが、そのウラ、県立岐阜商業はノーアウト満塁から6番・小鎗稜也選手が走者一掃のタイムリーツーベースを打って追いつきました。

互いに譲らず、7対7で迎えた11回、県立岐阜商業は2アウト一塁三塁から4番・坂口路歩選手がレフトにサヨナラヒットを打って、県立岐阜商業が8対7で勝ち、16年ぶりのベスト4に進みました。

1998年以来、27年ぶり2回目の春夏連覇を目指した横浜は、5回途中からリリーフした奥村頼人投手を中心に終盤、一打サヨナラのピンチでは内野を5人で守るシフトでプレッシャーをかけて相手のスクイズを防ぐなど再三の好守備で切り抜けていましたが、最後に力尽き、準々決勝で敗退となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。