インド・ニューデリーで開催されているパラ陸上の世界選手権大会8日目が日本時間4日に行われ、男子100m(T52クラス・車いす)決勝で、前回大会銅メダルの佐藤友祈(36、モリサワ)が17秒07で銀メダルを獲得した。

スタート直後は後方に位置していたが、レース後半、猛烈な追い上げを見せ2着でフィニッシュ。佐藤は400mでの金メダルに続き、今大会2個目のメダル獲得となった。

右側が佐藤選手

【佐藤選手コメント】
負けました。悔しいです。良いスタートは切れたがそのあと、キャッチミスをしてしまった。スタート1回やり直しがあり、気持ちを立て直すことが難しかった。短い時間でコンパクトに立て直して修正することができなかった。その辺りは次に向けてしっかり調整して次は負けないようにしたい。

また、男子1500m(T20クラス・知的)決勝で国際大会初出場の戸田夏輝(21、NDソフト)が3分52秒45の自己ベストをマークし、銀メダルを獲得した。

戸田選手

【戸田選手コメント】
初出場でここまで走れるとは思わなかったのでうれしいです。粘って走りました。(スタート前に両手を上げて空を見上げていた姿は)元気玉で気合を入れました。これから色々な大会があるので頑張っていきたい。

*トップ写真は左から佐藤友祈選手、戸田夏輝選手

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