最終戦セレモニーのあいさつで涙ぐむロッテ・吉井監督=ZOZOマリン

 ロッテは5日、試合前に辞任が発表された吉井監督の最終戦を白星で飾れなかった。0―1の四回に追いつく粘りを見せたが、救援投手が打たれた。ZOZOマリン球場で行われた試合後のセレモニーで監督は「結果は全て私の責任。本当はもうちょっとやりたかったけど、今日で辞めます」と涙ながらにあいさつした。

 投手コーチ時代から7シーズンにわたってチームに携わった。今季は苦戦が続いたが、投打で若手が奮闘。選手らに「希望しかありません。自分の可能性に大いに期待して、来シーズン頑張ってください」とエールを送った。観客席から吉井コールが降り注ぐ中で、グラウンドを去った。(共同通信)

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