ナ・リーグの地区シリーズ第2戦が行われて、カブス・今永昇太(32)が地区シリーズ第2戦、敵地でのブルワーズ戦に先発、2回2/3、46球を投げて、被安打5、奪三振3、四死球0、失点4(自責点4)。1回に同点スリーラン、3回に勝ち越しソロと2本の本塁打を浴びて降板。ドジャースは連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

第1戦を落としたカブスは1回、1死一、二塁で4番・鈴木誠也(31)がプレーオフ2号スリーランで3点を先制したが、その裏、先発の今永が、2死一、二塁でブルワーズの5番・A.ボーン(27)に同点スリーラン。今永はレギュラーシーズンから11試合連続被弾となった。

さらに今永は3回、3番・W.コントレラス(27)に勝ち越しホームランを許したところで降板となった。ブルワーズの勢いは止まらず、4回には2死一、二塁で1番・J.チューリオ(21)がバックスクリーンへのスリーランでリードを広げた。ブルワーズはここまで全てホームランでの得点、しかも全て2死からの得点となった。

ブルワーズは3回からルーキー・J.ミジオロウスキー(23)が初登板、103マイル(166キロ)のストレートを連発、さらに95マイル(153キロ)のスライダーで空振り三振を奪うなど3回を無失点に抑え、プレーオフデビューを飾った。

ブルワーズは小刻みの継投で7人の投手をつぎ込み、ミジオロウスキーがプレーオフ初勝利、カブスを1回の鈴木のスリーランだけの3点に抑えて連勝、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手。

もうひと試合、ドジャースは0対0で迎えた7回に途中出場のW.スミス(30)の2点タイムリー、大谷翔平(31)のタイムリーなどで4点を奪った。9回には4対3と1点差まで詰め寄られたが、最後は佐々木朗希(23)が締めて2試合連続セーブでドジャースも連勝、ナ・リーグは2チームともリーグ優勝決定シリーズに王手をかけた。

※写真はブルワーズ・ミジオロウスキー投手

【ナ・リーグ地区シリーズ】

■ブルワーズ(2勝)7ー3カブス(2敗)

■フィリーズ(2敗)3ー4ドジャース(2勝)

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