車いすテニス男子ダブルスのエキシビションが12日、東京・有明コロシアムで行われ、19歳の小田凱人(東海理化)と41歳の国枝慎吾さんにより、四大大会とパラリンピックを全制覇する「生涯ゴールデンスラム」達成者同士のペアが実現した。小田は「(国枝さんは)まだ現役ばりばりだった。終始、楽しかった」と笑顔で振り返った。

 9歳で左股関節に骨肉腫を発症した小田は闘病中、国枝さんのプレー映像を見て競技を始めた。憧れの元第一人者と組み「試合とは違った高揚感で、めちゃくちゃ緊張した」と言いながらも、真田卓(TOPPAN)三木拓也(トヨタ自動車)組を相手に、随所に観客を魅了するプレーを披露した。(共同通信)

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