昨年のパリ五輪レスリング女子57キロ級金メダルの桜井つぐみ(育英大助手)が12日、静岡県焼津市で行われた全日本女子オープン選手権で3試合を制し、同五輪以来の復帰戦を優勝で飾った。「楽しかった。五輪王者としてのプライドは持つべきものだが、考え過ぎずにやるべきことをやった」と笑みを浮かべた。

 24歳の桜井は4月から高知大大学院に進学した。2028年ロサンゼルス五輪を目指すかは未定で「勉強と両立していく中で、いろいろと考えたい」と述べた。

 21年の東京五輪女子62キロ級王者の恒村友香子(サントリー)は59キロ級で今年3月に第1子出産後最初の実戦に臨み、準決勝で敗れた。(共同通信)

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