
高校野球の第107回全国選手権大会で初優勝した沖縄尚学高校野球部に対し県は14日、県民栄誉賞を贈呈した。同部を率いる比嘉公也監督には県スポーツ指導者特別賞を贈った。
また、長年甲子園で沖縄代表校の応援を指揮してきた兵庫県の尼崎市立尼崎高校吹奏楽部総監督で伊良部島出身の羽地靖隆さん(77)に感謝状を手渡した。
県庁1階で行われた表彰式には約200人が集まった。玉城デニー知事は「県民に大きな感動を与えた。戦後80年の年に、未来を担う子どもたちの希望となった」と喜んだ。主将を務めた眞喜志拓斗さんは「名誉ある賞を頂いた。甲子園で優勝できたのは県民の皆さまの応援のおかげ」と感謝した。
特別賞の比嘉監督は「今後も沖縄の高校野球やスポーツが盛り上がっていけるように精進したい」とあいさつ。感謝状を受け取った羽地さんは「沖縄の応援を45年間続けてきた。これからも体が許す限り続けたい」と意気込みを語った。
(運動部・又吉宏宜)
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