来年3月に行われる第98回選抜高校野球大会。そのセンバツ大会への近畿の出場校を選考するうえで重要な位置づけを占める、近畿大会の組み合わせ抽選会が10月14日に行われ、それぞれの対戦相手が決まりました。

10月18日(土) 3連覇狙う東洋大姫路vs.和歌山1位の近大新宮

 10月18日(土)から奈良県橿原市のさとやくスタジアム(県立橿原公苑野球場)で開催される秋季近畿地区高校野球大会。

 第1試合では、去年の秋と今年の春に続く近畿大会3連覇を狙う東洋大姫路と和歌山県大会を1位で突破した近大新宮が激突。

 兵庫大会では準々決勝で優勝候補の報徳学園を打ち破ったものの、準決勝では市尼崎に苦杯をなめて何とか3位で近畿大会の出場権を獲得した東洋大姫路。和歌山大会で智弁和歌山、市和歌山といった強豪を次々と撃破して初優勝を飾った近大新宮との注目の開幕戦となります。

 続く第2試合では、雨天の影響で2日間に及んだ天理との激闘を制して奈良の頂点にたった智弁学園が、大阪桐蔭に接戦の末に敗れたものの激戦区大阪の2位でこの大会の出場権を獲得した近大付と対戦。

 第3試合では、延長タイブレークにもつれ込んだ近江兄弟社との滋賀大会3位決定戦を中野壮真選手の決勝満塁ホームランで勝ち上がった滋賀学園が、京都2位の乙訓と対戦します。

10月19日(日) 滋賀1位の近江vs.20年ぶり出場の市尼崎

 2日目の10月19日(日)は、滋賀大会準決勝で滋賀学園、決勝は彦根東に強打で打ち勝った近江が、20年ぶりに近畿大会への出場を果たした兵庫2位の市尼崎と対戦。

 第2試合は滋賀・彦根東と奈良・天理の2位校同士の対決となります。

 第3試合では2年ぶりに大阪大会を制した注目の大阪桐蔭が登場。近畿大会への出場がかかった日高中津との和歌山大会準決勝で13奪三振の力投を見せた丹羽涼介投手を擁する市和歌山と対戦します。

10月25日(土) 兵庫1位の神戸国際大付属vs.大阪3位の金光大阪

 3日目に予定されている10月25日(土)には、兵庫大会を5年ぶりに制した神戸国際大付属が大阪3位の金光大阪と激突。

 続く第2試合では、元オリックス・バファローズの川口知哉監督が就任してからはじめて京都大会を制覇した龍谷大平安が、地元の奈良3位の橿原学院と対戦します。

 第3試合からは準々決勝に突入、10月26日(日)には準々決勝残り3試合が行われます。

 センバツ大会への近畿からの出場枠は6校(※近畿地区代表校が明治神宮大会で優勝した場合は7校)。晴れの舞台に向けての球児たちの奮闘ぶりに注目です。

秋季近畿地区高校野球大会 組み合わせ

 会場:さとやくスタジアム
 (第1試合:午前9時30分 第2試合:午後0時 第3試合:午後2時30分 開始予定)

 ■10月18日(土) 
 ①近大新宮 (和歌山1位) 対 東洋大姫路 (兵庫3位)
 ②智弁学園 (奈良1位) 対 近大付 (大阪2位)
 ③滋賀学園 (滋賀3位) 対 乙訓 (京都2位)

 ■10月19日(日)
 ①近江 (滋賀1位) 対 市尼崎 (兵庫2位)
 ②彦根東 (滋賀2位) 対 天理 (奈良2位)
 ③大阪桐蔭 (大阪1位) 対 市和歌山 (和歌山2位)

 ■10月25日(土)  
 ①神戸国際大付 (兵庫1位) 対 金光大阪 (大阪3位)
 ②龍谷大平安 (京都1位) 対 橿原学院 (奈良3位)

 第3試合から準々決勝
 ③近大新宮・東洋大姫路の勝者 対 智弁学園・近大付の勝者

 ■10月26日 (日)
 ①滋賀学園・乙訓の勝者 対 近江・市尼崎の勝者
 ②彦根東・天理の勝者 対 大阪桐蔭・市和歌山の勝者
 ③神戸国際大付・金光大阪の勝者 対 龍谷大平安・橿原学院の勝者

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