(16日、大リーグ ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ドジャース3―1ブルワーズ)

 ドジャースの佐々木朗希が本拠ロサンゼルスで行われた第3戦で「抑え」をまっとうした。

 2点リードの九回に5番手でマウンドに上がった。

 3日前の第1戦は同じシチュエーションで登板し、試合を締め切れなかった。

 「不安はあったけど、この期間で調整してきた」

 前回登板は球速が落ちていたが、この日は初球が約161キロを計測。

 「いけるかなと思った」

 先頭打者は三遊間への深いゴロ。それを遊撃手のベッツが好守でアウトにすると、佐々木も乗った。後続を遊飛、空振り三振に仕留めて、三者凡退で試合を締めた。

 スタンドからは「ロウキ」コールが起こった。

 「開幕してからここ(ドジャースタジアム)では思うような投球ができず、良いイメージがなかった。自分のパフォーマンスを出せるようになって、見える景色も変わってきた」

 自信を深めるポストシーズン3セーブ目になった。

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