■MLB ア・リーグ優勝決定シリーズ マリナーズ6ー2ブルージェイズ(15日、T-モバイル・パーク)

2勝2敗で迎えたア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦、マリナーズの本拠地・T-モバイル・パークで行われマリナーズが1対2の8回に今季60本でホームランキングを獲得したC.ローリー(28)がプレーオフ4号の同点弾、その後、満塁でE.スアレス(34)がこの日2本目となるアーチは満塁弾。6対2で勝利し、球団史上初のワールドシリーズ進出に王手をかけた。

お互いに本拠地で連敗し、2勝2敗のタイとなったア・リーグ優勝決定シリーズ、勝てば王手となる一戦、先手を取ったのはマリナーズ、2回、6番・スアレスがレフトスタンドへプレーオフ2号となる先制ソロ。

3回、ブルージェイズは先頭打者の8番・I.カンナ―ファレファ(30)がツーベースで出塁。無死2塁の場面を作ったが、9番・A.ヒメネス(27)が強烈なファーストライナー、2塁走者も戻れずにダブルプレーとなった。

ブルージェイズはさらに4回、無死満塁のチャンスで5番・D.バーショ(29)が空振り三振、続く6番・E.クレメント(29)がキャッチャーゴロの併殺打。完全に流れはマリナーズに味方した。

それでも5回、ブルージェイズは2死二塁と3イニング連続でチャンスを作ると、ベテランの1番・G.スプリンガー(36)がタイムリーツーベース、1対1の同点に追いついた。さらに6回には1死二塁で4回にキャッチャーゴロ併殺打でチャンスを潰した6番・クレメントがライトへ勝ち越しタイムリー、2対1と勝ち越した。

それでも8回、マリナーズにはこの男がいる。リーグホームランキングの60本をマークした2番・C.ローリー(28)、ここ一番でチームを救うプレーオフ4本目となる同点ソロ、本拠地は大熱狂に包まれた。

そこから3つの四死球で無死満塁とすると、6番・E.スアレス(34)、打った瞬間、本人も打球の行方を見守る確信弾、この日2本目のアーチはライトスタンドへ勝ち越しの満塁ホームランとマリナーズが終盤に1発攻勢を見せた。

マリナーズは本拠地での連敗ムードを払拭し、球団史上初のワールドシリーズ選出に王手をかけた。

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