
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、フランス大会で最終滑走の重圧に打ち勝って坂本花織の得点を上回ると、中井亜美は喜びを爆発させた。シニアGP1年目で力試しと位置付けていた大会。「デビュー戦でまさか優勝できるとは。すごくうれしい」と初々しく場内インタビューに応じた。
SPで今季世界最高得点をたたき出し「この流れでいきたい」と臨んだフリー。冒頭のトリプルアクセルは着氷がやや乱れたが、その後は見事に立て直した。スケートを始めるきっかけとなった憧れの浅田真央さんも、成し遂げられなかった初出場制覇。目標の五輪初代表に向けて最高のスタートを切った。(共同通信)
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