三連覇を狙う神戸と“常勝軍団”鹿島。互いのプライドがぶつかり合ったJ1リーグ第34節を、元日本代表DF安田理大さんが現地観戦した。スコアレスドローに終わった一戦だが、最大の見どころの一つはJ屈指の助っ人対決。「激しいバトル」を安田さんも興奮して伝えた。

▼神戸対鹿島 優勝争いを占う一戦を安田理大さんがレポート

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』で、MCを務める元日本代表DF加地亮さんが登場。優勝争いを繰り広げるヴィッセル神戸のOBで元日本代表DF安田理大さんが重要な一戦となった鹿島アントラーズ戦をレポートした。

 10月17日の平日ナイターで行われた一戦。勝ち点60の神戸と同65の首位鹿島が、Vを争い注目の戦いを行った。前半27分は、DF飯野七聖選手からの右クロスにFW宮代大聖選手が走り込んで合わせるもわずかに枠を捉えられず。安田さんは「マテウス・トゥーレル選手は出足が速いからカットして前につなげられる。大迫(勇也)選手がポストプレーできるから前向きなサポートが入って逆サイドの飯野選手もタイミング良く上がれた。でも大一番の緊張感があったと思う」と解説した。

 また、見どころの一つになったのがJ1リーグ18ゴールで得点ランクを走る鹿島FWレオ・セアラ選手対トゥーレル選手の攻防。安田さんは「この2人だけのやり合いを見たらプレミアリーグを見ているような、非常にインテンシティーが高くて激しいバトルだった。見ていてめちゃくちゃ面白かったです」と、国内屈指のぶつかり合いに興奮気味だった。

 試合はこのまま引き分けて0-0のスコアレスドロー。それぞれ勝ち点1を伸ばし、残り4試合を信じて戦い抜く。

(MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜1:05-1:35放送 2025年10月19日(日)収録より)

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