プロ野球は20日、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(S、6試合制)の最終第6戦が行われ、リーグ優勝のソフトバンクが同2位の日本ハムを2―1で破った。
対戦成績を4勝3敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)とし、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。
ソフトバンクは第1、2戦で2連勝して突破に王手をかけたが、そこから3連敗。3試合とも6点差をつけられる完敗で、逆に追い詰められていた。
第5戦の試合後、小久保裕紀監督は「今年戦った一騎打ちのチームとやりきって、勝てば日本シリーズ、負ければシーズン終了。わかりやすい。やるだけです」と語った。
両チームが王手をかけた第6戦で、リーグ覇者の意地を見せた。最優秀選手賞にはこの日、中4日で7回1失点の快投を見せたモイネロが選ばれた。
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日本ハムは第1、2戦で連敗した後、新庄剛志監督が「ここから四つ勝ったらドラマが起こる」と話し、そこから3連勝。第6戦まで持ち込んだが、あと一歩及ばなかった。
ソフトバンクとセ・リーグ優勝の阪神との日本シリーズは、25日にみずほペイペイドームで開幕する。
昨年の日本Sでは、セ・リーグ3位からCSを勝ち上がったDeNAと対戦。ソフトバンクは敵地で2連勝スタートしながら、その後に4連敗して日本一を逃した。
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