
沖縄尚学高校の第107回全国高校野球選手権大会初優勝を記念した大優勝旗展「沖尚ナインおめでとう! 暑い熱い夏の感動をありがとう!」が21日、那覇市の県立博物館・美術館で開幕した。沖尚ナインが今夏の甲子園を制して15年ぶりに沖縄に戻った「深紅の大優勝旗」に加え、大会を報じた沖縄タイムスの写真や号外など30点余りを展示し、熱闘を振り返る。入場無料。11月3日まで。
オープニングセレモニーでは沖尚高野球部の比嘉公也監督や3年の眞喜志拓斗主将らがテープカットした。比嘉監督は優勝について「高校球児だけではなく小中学生や、野球以外でも大きな目標を持って活躍している子にとって輝くきっかけになってほしい」と期待。「沖尚のみならず、県内の高校が何度も優勝旗を持ち帰れるように切磋琢磨したい」と意欲を示した。
眞喜志主将は多くの県民の応援に感謝し、「優勝旗が未来の沖縄の子どもたちに夢と希望を与えられる存在になればうれしい。沖縄尚学はこれからも努力し続ける」と力を込めた。
主催は沖縄尚学高校、県高校野球連盟、県立博物館・美術館、朝日新聞社、沖縄タイムス社。琉球物流が特別協力し、沖縄美ら島財団が協力した。 (社会部・又吉嘉例)
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