プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が23日午後4時50分から東京都内のホテルで開かれる。広島が1位指名を公表した創価大の立石正広内野手の評価が頭一つ抜けており、1位指名の競合が予想される。

 沖縄県関係では大学生2人、高校生1人がプロ志望届を提出した。その他、社会人や独立リーグの選手も候補に挙がり、それぞれ12球団からの指名を待つ。

 亜大投手の山城京平(22)=興南高出=は174センチ、71キロで左投げ左打ち。最速154キロの直球を武器に、今年の東都大学春季リーグでは最優秀防御率(1.39)のタイトルを獲得した。上位での指名に期待が懸かる。

 東京都出身で立教大外野手の山形球道(22)=興南高出=は172センチ、82キロで右投げ左打ち。東京六大学の春季リーグで三冠王とベストナインに輝くなど、打線をけん引した。山城と山形は、日本が3連覇を果たした7月の日米大学野球選手権で、日本代表に選出された。

 読谷村出身で愛媛・新田高投手の當眞嗣胤(17)は180センチ、72キロ、右投げ右打ち。最速146キロを投げ、スライダーやチェンジアップで打ち取るタイプ。今年の全国選手権愛媛大会では、8強入りに貢献した。

 オイシックス外野手の知念大成(25)=沖尚高出=は181センチ、75キロ、左投げ左打ち。イースタン・リーグで66打点を挙げ、打点王に輝いた。フレッシュオールスターゲームではMVPを獲得しており、候補の一人に挙がっている。(又吉宏宜)

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