いよいよ23日に開催されるプロ野球ドラフト会議。去年も、ここから未来のスター候補が生まれました。注目のドラフト1位候補を紹介していきます。
プロ野球ドラフト会議 23日に開催
ドラフト1位候補 この記事の写真は10枚まずは創価大学の内野手立石正広選手(21)。広島が1位指名を公表しました。持ち味はパンチ力!世代ナンバー1スラッガーです。高校の高川学園時代で甲子園ではホームランを打っています。
西武が1位指名を公表したのは明治大学のキャッチャー小島大河選手(21)。武器は、キャッチャーとしての高い能力に加えて、バッティング!小島選手の活躍もあり、明治大学は今シーズン優勝しています。侍ジャパン大学代表にも選ばれた強打のキャッチャーです。
投手の注目はこちら。青山学院大学の中西聖輝投手(21)。多彩な球種を操り何と高校と大学で日本一を経験しています。
社会人の注目は鷺宮製作所の竹丸和幸投手(23)。直球とチェンジアップが持ち味の社会人ナンバー1サウスポー。22日、巨人が1位指名を公表しました。
高校No.1投手 球速アップの秘密
数多く注目選手がいますが、高校生で注目されているのが健大高崎高校の石垣元気投手(18)。2年生の春から1年以上取材をしているのですが、彼の特徴の球速について秘密を聞きました。
健大高崎高校の石垣元気投手今年の夏、甲子園に衝撃が走りました。健大高崎高校・石垣元気投手が、12年ぶりに甲子園最速タイとなる155キロを記録しました。
その後、アンダー18日本代表にも選出されると、世界を相手に圧倒的なピッチングを見せた競合必至のドラフト1位候補です。
ヒロド歩美キャスター「いよいよ10月。ドラフトシーズンになって、今の心境はいかがですか?」 「1位で指名されたらいい」 石垣投手
「まだ緊張はしてないんですけど、1位で指名されたらいい」 ヒロドキャスター
「石垣投手が投げれば、みんなスピードガン見るみたいな感じだったと思う。自分にとって球速ってどんなもの?」 「命の次に大事なもの」 石垣投手
「命の次に大事なもの」
「最終目標は170キロ投げたいなと思っています」
すこし照れながらも強い言葉で目標を語った石垣投手。そのスピードが生まれた裏にはあるトレーニングがありました。
さまざまな器具を使うこのトレーニング。一体何をしているのでしょうか?
球速アップの理由 石垣投手「高校に入って初動負荷を初めてやって、下半身が硬いので、下半身を中心に可動域を広げる。それをやって身体の使い方がうまくなった。そこから速くなっていった」
初動負荷トレーニングといえば、あのイチローさん(52)が現役時代から行ったことで知られる独特なトレーニングです。
初動負荷専用のトレーニングルーム健大高崎には高校としては珍しく、専用のトレーニングルームが常設されています。石垣投手もこの場所で毎日のように取り組んできました。
「ひねられるようになった」 石垣投手「最初はここくらいまでしかいかなかった。ひねられるようになった」
日々のトレーニングにより可動域が広がったことで、投球にある変化が生まれたといいます。
「7歩の時もあった」 石垣投手「元々は上半身だけで投げていた。初動負荷をして下半身が使えるようになって、歩幅が広くなった。前までは5歩半とかだった。6歩半だったり、7歩の時もあった。その分、幅を大きくしたことによって、下半身からパワーが伝わる」 ヒロドキャスター
「それって結構ですよね。差だとしたら、これくらいですよね。これが、球速アップの幅ですか?」 「これが、球速アップの幅ですか?」 石垣投手
「つながっているかなと思います」
左足をより深く踏み込めるようになったことで、下半身の力をうまくボールに伝えられるようになったといいます。
球速は高校の3年間で20キロ以上アップ。甲子園最速を記録するまでになりました。世代最速のストレートを手にし、23日、運命の日を迎えます。
ヒロドキャスター「みんなから言われるんじゃないですか?『ここにきてほしい』とか」 「日本を代表するピッチャーになりたい」 石垣投手
「同級生とかに『ファンの球団に来てほしい』っていうのは言われます」
「スピードボールっていうのは自分の魅力なので、日本を代表するピッチャーになりたい」
(「報道ステーション」2025年10月22日放送分より)
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