■プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(23日、新高輪プリンスホテル)

プロ野球ドラフト会議が23日に行われ、ロッテ、オリックスの2球団から1巡目指名を受けた健大高崎の最速158㎞右腕・石垣元気(18)は、抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。

くじを引き当てたロッテのサブロー新監督(49)は「高校生なんですけれども僕は即戦力だと思っているので、将来的に世界で羽ばたけるピッチャーになっていただけたら」と石垣にエールを送った。

指名を受けた石垣は「素直に嬉しいです。まさか指名いただくと思わなかったので本当にびっくりしました」と喜びの言葉を口にした。

以前のインタビュー取材で「プロに入って160キロ出して、将来的には170キロ投げたい」と目標を語っていた石垣は、この日のインタビューでも170キロの大目標について「絶対に投げます」と力強く答えた。

北海道・登別市から親元を離れ、名門・健大高崎高校野球部に入部した石垣。1年春からベンチ入りすると、2年で出場したセンバツ甲子園では全試合に登板、準決勝と決勝では先発を任され、県勢初となる春の全国制覇を成し遂げた。侍ジャパンU-18代表ではWBSC U-18 野球ワールドカップで主に抑えとして登板。150㎞を超えるストレートを連発するなど、その存在感を発揮した。

■石垣元気(いしがき げんき)
2007年8月16日生まれ。北海道登別市出身。右投両打。身長180cm、体重78㎏。中学3年生から本格的に投手に転向。健大高崎高では1年春からベンチ入りし、甲子園は24年春から4季連続出場。24年春は優勝、25年春はベスト4に輝いた。高校3年時には侍ジャパンU-18代表にも選出され準優勝している。

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