きのうのドラフト会議。東海地方の候補たちが続々と指名される中、愛知県豊橋市の高校として74年ぶりに聖地・甲子園でプレーをした、豊橋中央の松井蓮太朗選手も、涙で夢のプロ入りを果たしました。

松井選手は、チームの要として幼馴染の髙橋大喜地投手の力投を支え奮闘しましたが、準優勝校相手に悔しい初戦敗退。

(髙橋大喜地投手)
「信じてストレート構えてくれたのに、打たれてごめん」
(松井蓮太朗選手)
「ここまでエースとして頑張ってくれて、俺と組んでくれてありがとう」

涙の敗退から2か月。松井選手はプロ志望届を提出。髙橋投手は大学に進学するため、2人は初めてバッテリーを解消することに。

「キャッチャーやらせてもらえるのか、心配です…」

髙橋投手は松井選手について、こう話します。

(髙橋投手)「こいつ配球がほとんどできなくて、自分が首振ってやってるんで」
(松井選手)「いつもっす、これ」
(髙橋投手)「キャッチャーやらせてもらえるのか、心配です」
(松井選手)「このノリいつもやってます」
(髙橋投手)「多分外野とかやらされるんじゃないかな」

「侍ジャパンでバッテリーを組めたら…」

(松井選手)
「大喜地が(プロに)来るまでには、一軍に上がって準備するだけ。プロの世界で、こいつの球を受けられるならそれは楽しみ」

(髙橋投手)
「4年後には1軍でキャッチャーをやっていると思うので、(プロ)1年目から投げられるくらいの実力をつけて、切磋琢磨できるような関係になれるよう頑張ります」

Q.(プロでは)チームメイト?対戦相手?
「対戦相手になって、侍ジャパンでまた(バッテリーを)組めたら」

近い将来、プロの舞台で初めてバッテリーではなく、対戦する2人の姿が見られるかもしれません。

(髙橋投手)
Q.最初に対戦する時、1球目は何を投げる?
「インコースのデッドボール」

(松井選手)
「来るなら、気持ちよく受けます」

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