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六回表阪神1死三塁、佐藤輝明は勝ち越しの適時二塁打を放つ。手前はソフトバンク先発の有原航平=日吉健吾撮影

 プロ野球の日本シリーズが25日、みずほペイペイドームで開幕した。第1戦はセ・リーグを制した阪神がパ・リーグ連覇のソフトバンクに2―1と逆転勝ちした。

 1点を追う六回、同点に追いつき、なお1死三塁からセ・リーグ打撃2冠の佐藤輝明が右中間へ適時二塁打を放って、1点を勝ち越した。

 シリーズの両チームの対決は2014年以来、11年ぶり4度目。阪神は2年ぶり3度目、ソフトバンクは5年ぶり12度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本一をめざす。

 阪神はこのカードの日本シリーズでは過去3度とも敗れており、福岡では7試合で全敗だった。

 短期決戦での先勝は大きいが、阪神にとっては「鬼門」での貴重な1勝となった。

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 全試合がナイターで行われ、どちらかが4勝した時点で日本一が決まる。

 第2戦は同球場で午後6時半にプレーボール。

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六回表阪神無死一塁、打者中野拓夢のとき、近本光司は二盗を決める=日吉健吾撮影

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