悲願のJ1初優勝に向けて3位京都が首位鹿島との上位対決に臨んだ。元日本代表MF松井大輔さんがゲストで登場して、白熱の一戦を解説。執念の先制点は「キックフェイントが上手かった」と大絶賛だった。

▼京都は鹿島との“頂上決戦”に臨んだ

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』で、MCを務める元日本代表DF加地亮さんが登場。優勝争いを繰り広げる京都サンガF.C.が臨んだ 10月25日のJ1リーグ第35節鹿島アントラーズとの“頂上決戦”を特集した。

 首位をホームに迎えた3位京都。熾烈なV争いで絶対に倒さないといけない相手との対戦では、試合前からサポーターがヒートアップした。

 ゲスト迎えたのは京都OBの元日本代表MF松井大輔さん。試合は京都が先手を取ったものの、勝利目前のラストプレーで失点を許し、1-1の痛み分けに終わった。3位のままとなった京都にとっては、残り3試合、勝ち点5差で鹿島を追いかけることとなった。

 京都の先制点となったFW長沢駿選手の折り返しを受けたFWマルコ・トゥーリオ選手のゴール。これについて松井さんは「気持ちの入ったゴールだったと思いますし、キックフェイントが上手かった。いつ打つかわからないというのはディフェンス、GKにとっては難しい。中に入ったことでゴールの確率が上がった」とペナルティーエリア内でボールをキープしながら中央へ切り込んだプレーを絶賛。鹿島DF陣を翻弄したシュートを褒め称えた。

 一方で最後の失点に至る数シーン前にも着目。加地さんは「厳しいことを言うとキープできたら良かった」と鹿島の“巧さ”と勝負を分けたポイントについて述べた。逆転優勝には「勝つしかない。全勝ですね」と諦めずに後押しした。

(MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜0:50-1:20放送 2025年10月26日(日)収録より)

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